「新生児にスワドルが良いって聞くけど、成長の妨げにならないの?」
「そもそもスワドルは必要?デメリットはないの?」
ママさん達からこんな疑問をよく受けます。
今回は実際に新生児期から生後3ヶ月ごろまで使用してた私たちがこちらの疑問に答えていきます。
スワドルのメリット
赤ちゃんが起きにくくなる
スワドルのメリットはもうこれにつきますよね。これ以上もこれ以下もない、本当に凄い神アイテムだと私は思っています。
ご存知の方も多いかと思いますが生まれたばかりの赤ちゃんって、自分の意思とは無関係に身体がビクッと動いてしまうんです。この反応を「モロー反射」と言います。そして悲しいことに寝ている時も起こります。
この反応の大小は個人差になるのですが、反応が大きい子は見事に目が覚めてしまうのです。
新生児期、どれだけこのモロー反射に苦しめられたか。。。
せっかく寝かしつけに成功しても、ひどい時は5分後にモロー反射で目覚めてしまいます。
経験上少し浅い眠りの際にモロー反射で動いてしまうことが多かったです。
なので、赤ちゃんが疲れてクタクタの時だったり、ずっと抱っこをして深い眠りについた時であれば赤ちゃんは寝てくれるのですが、それ以外は常にモロー反射と格闘しているような状況でした。
いろいろ調べていくうちに「おくるみで包むといい」などと出てきたのですが、結局おくるみの中で動いてしまってあまり意味がありませんでした。
そんな中で出会ったのがこの「スワドル」という商品。
絶望していた新生児期が一気に楽になりました。
寝つきも良くなり、さらには途中夜中も起きなくなり、気づいたら10時間ぶっ通しで寝てくれる日も増えました。
しかし周りのママ友に話してもスワドルを使わずにスヤスヤ寝てくれる子が多く(モロー反射をあまりしないらしく)、共感をしてくれる人がいませんでした。
つまり、この商品はマストの必需品ではなくあくまで「モロー反射が激しい子」向けの商品ということです。
そのため、購入は自分の子どもの特性を見てから決めるで十分だと思います。
よく言われるスワドルのデメリットについて
発達の遅れについて
赤ちゃんが発達するために手足を動かすことは非常に重要です。
しかしスワドルは手足を束縛してしまいます。
これにより発達の遅れはあるのでしょうか?
わが子に関して言えば、NOです。
寝返りも一人座りもずりばいも然るべき月齢でできるようになっています。
しかし、何も気をつけていないわけではありませんでした。
スワドルを着せる時間は夜中だけと決め、日中は必ず手足を動かせる状況を作っていました。
※そのため昼寝の時間はモロー反射で起きてしまうことが多かったです。
これが良かったのか、発達には特段影響が出ていません。
窒息について
こちらについても注意していました。
まず赤ちゃんの周りには何も置かない。掛け布団も使用しない(室温を高めるなどして)。
そして寝返りをできるようになったらスワドルの使用を中止しました。
スワドルは手を動かせないため顔の上に何かが乗ってしまったとしても赤ちゃんの意思でどけることができません。(新生児期は手足が動かせてもどかせませんが)
顔の上のタオルなどが原因で窒息する事故は非常に多いです。
また、寝返り後も手が使えなければ敷き布団で窒息する可能性があります。
そもそも寝返りする時期(生後3〜4ヶ月ごろ)はモロー反射もすごく少なくなってきています。
必要ないと判断しこれらの時期にはスワドルの使用を中止していました。
身体が暑くなりすぎてしまう
これは実際うちの子でもありました。スワドルを脱がせた時に汗がびっちょり。。。
スワドルは中がすごく暑くなりやすいため、必ず薄い肌着の上に着せていました。あとはこまめに室温計を見て、暑そうであれば換気をするなどを心がけていました。
おそらく厚着をさせすぎた上にさらに室温まで高い場合は熱中症などになってしまう可能性は高いと思います。
こちらは使用する時お気をつけください!
スワドルの正しい装着方法
②赤ちゃんの両腕を上向きにして両手を順に入れます。
③ジッパーを上げ、赤ちゃんをそっと横たわらせたら完成です。
参照
https://lovetree.jp/article/faq/3/51/
正しく使用しなければ事故につながるため気をつけましょう。
まとめ
この記事に書いてあるとおり、私はスワドルに救われた人の一人です。
かといって哺乳瓶やオムツなどみたいに全員に必要なアイテムではありません。
赤ちゃんが寝なくて困っている方は是非試してみる価値はあると思います。
これから赤ちゃんが産まれてくる予定がある方は、赤ちゃんがすぐ起きてしまう子であればこのような便利グッズが売られていることを思い出してください。
人間が発達するために睡眠の質は非常に大切です。それは赤ちゃんも例外ではありません。
現に我が子の発達は平均より少しだけ早いです。もちろん全てが睡眠のおかげだとは言い切れませんが、おそらく一つの要因にはなっているのではないかと思います。
皆さまの子育てが少しでもより良いものになりますように。